人気の縦走路 樽前山風不死岳縦走登山記

樽前山東山ピークより尻別岳、羊蹄山、風不死岳、恵庭岳

 こんにちは。天気のいい休日には札幌を起点に札幌50峰や北海道100名山の山々をプラプラしているサツプラです。今回も休日を利用して登山客のみならず、観光地としても大人気の樽前山と、樽前山との縦走路が整備されている風不死岳を縦走してみました。その時の夏山登山記です。(2020年8月 晴れ)

お山の紹介

 大人気の樽前山について山レコより。観光登山のメッカで、登山の計画をしていないドライバーが駐車場が空いていたのでちょと歩いてみたとかと言う話もよくあるよく整備された散策道。

 

樽前山(たるまえさん、たるまえざん、たるまいさん、たるまいざん)は、北海道南西部にある支笏湖の南側、苫小牧市の北西部に位置する活火山。標高は最高点の樽前ドームで1,041m、一等三角点(点名「樽前岳」)の東山で1,022m、三等三角点(点名「樽前山」)の西山で994m。支笏洞爺国立公園に属する。風不死岳、恵庭岳とともに支笏三山の一つに数えられていて、北海道100名山の一つでもあります。

樽前山には特徴的な溶岩ドームがあり、最高地点はその上にあります。そして、人が行ける事実上の頂上は「東山ピーク」です。なお、外輪山内側の火口原は現在立ち入り禁止になっているため、遠望して楽しむのみです。

ということで、実際の最高地点は樽前山の象徴でもある台形の溶岩ドームですが、登山者や観光客はそのフォルムを事実上のピークである「東山ピーク」か、三角点のある「西山ピーク」を目指して進むことになります。

 樽前山、恵庭岳と並び支笏三座と称される北海道百名山の一つ風不死岳。

風不死岳(ふっぷしだけ)は、北海道の千歳市にある火山で、標高は1,102.5 m、三等三角点(点名「風不止」)があるあるお山で、そのダイナミックな山容は支笏湖の外周を回る国道453号線沿いからははっきり見ることができます。

「ふっぷし」という山名は、アイヌ由来で「トドマツのあるところ」を意味する「フプ・ウシ」「フップ・ウシ」「フプシ」が由来であるとされています。

左:樽前山 右:風不死岳(国道453号線より)

登山概要

風不死岳 樽前山7合目駐車場~樽前山東山ピーク~952峰~風不死岳山頂ルート

往復距離 約10.5㎞
標高差  約440m 
山行時間 約5時間00分(登り3時間00分、下り2時間00分)

風不死岳に登る登山ルートは2つ。一般的と言われているのが樽前山の7合目の駐車場を利用するコース。これでも3ルート選べます。

  • 樽前山を経由しないで直接風不死岳に向かう
  • 樽前山の東山ピークを経由して風不死岳に向かう
  • 樽前山の西山ピークを経由して風不死岳に向かう

このほか支笏湖側の駐車場を利用して入山する北尾根コースもあります。

今回はやや遠回りでしたが、北海道100名山めぐりを楽しんでいるので、樽前山の東山ピークを経由して登るルートとしました。

登山準備

 約半日の行程です。途中はチェーンを使用して登る急登もありました。高山で気候も変わりやすいので装備は登山仕様で。登山靴と水分、行動食、常備薬、防寒装備、保護手袋、熊鈴。

札幌から向かう場合はポロピナイの支笏湖観光センターでドリンク類の購入ができます。

支笏湖観光センター

アクセス

■自家用車

 国道453号線から樽前山の看板が出ている道道141号線に入ります。5号目分岐にゲートがあり砂利道の方に入ると7合目駐車場となります。満車の場合は5号目のゲートで待たされます。

カーナビセット

◆北海道苫小牧市字樽前 (登録あれば樽前山7合目駐車場)

グーグルマップで見たい方、下画面右上の「ルート」クリックし出発地を右クリックすると必要なルート案内できます。

■公共交通手段

 支笏湖畔までは中央バスがあるものの、登山口まではタクシー利用となるので本稿でのオススメはしません。

樽前山ヒユッテ~樽前山東山ピーク

駐車場の駐車桝には入れられなかったものの誘導員に指示されて、路肩に無事駐車。7合目駐車場にはトイレも有ります。

風不死岳の入山届は樽前山七合目ヒュッテの前の登山ポストにありました。このヒュッテ自体は緊急避難用としてのみ使用が許可されるそうです。

※緊急時 苫小牧市商業観光課 ☎0123-25-2201

先ずは樽前山の東山ピークに向かいます。いつものようにネイチャーウォッチしながら整備された散策道を登ります。

樽前山登山口
登山道

登山道の序盤ではイチヤクソウ科のベニバナイチヤクソウがまだ咲いていました。

休憩用のベンチも所々配置されていますので、体力に自信が無い方はゆっくり休憩しながら登山を楽しめるコースです。

樹林を抜けて振り返ると支笏湖が眺望でき、思わず歓声を上げる方も多いです。私も足を止めて記念撮影。

外輪に着くと東周りと西周りが選べます。今回は事実上のピークとされる東ピークに向かいます。溶岩ドームが見え、湯気もたっており、時折硫黄臭も漂ってきます。

太平洋側に目をやると太平洋の水平線とウトナイの原生林が広がります。日常生活で酷使された目を癒してくれます。

記念撮影をしてしばし眺望を楽しみます。

風不死岳

樽前山東山ピーク~932峰

東山ピークを後にすると樽前山の外輪を回る緩やかで歩きやすい登山道を進みます。終始風不死岳の山容を目に進むのですが途中に小高い峰があります。これが932峰と呼ばれていて、こちらも見晴らしがいいと人気の峰です。往復すると20分程時間をロスしますが、晴れた日であれば行って見る価値がある眺望が楽しめます。

道中 羊蹄山と932峰

閑散とした火山岩の登山道のようですがよく見ると、しっかり生命が宿っております。高山の岩場やレキ地に強いチシマギキョウ(千島桔梗)。岩場に生命力豊に咲く艶やかな紫色が目を楽しませてくれます。

道中に咲くチシマギキョウ

写真の通り分岐していて、峰頂は見えています。風不死岳までは無理という方でもここまでなら初心者レベルの登山道で風不死岳以上の眺望が楽しめます。

932峰分岐

932峰ではイワギキョウが迎えてくれました。

イワギキョウ

分岐からはものの10分ほど。羊蹄山と尻別岳と支笏湖の眺望が広がります。

左:尻別岳 右:羊蹄山

支笏湖に映る恵庭岳。

恵庭岳

見返り樽前山。溶岩ドームとお鉢のラインが鮮明に確認できます。

樽前山

次の目的地、風不死岳。こちらから見ると三つコブになっています。こちらから山頂を目指すとこのコブを上り下りをすることになります。

風不死岳

記念撮影して先に進みます。

記念撮影

ヤマハハコが散見されました。

今回は樽前山を経由しましたが、直接7合目ヒュッテから風不死岳だと4.5kmでした。

分岐からすぐにシラカバの森の登山道に風景が変わります。マイナスイオンを感じる登山道ですが、見通しが急に効かなくなるので、熊の心配があります。熊笛を多めに吹いて進むと逆方向から下山の方が見えました。結局この日はかなりの人と会いましたので日中は熊のリスクが少なく感じました。

一旦視界が開ける台地にでます。山レコでは砂礫のコルと呼ばれているようです。ここまでは緩やかな登山道でした。

キオンの花が散見された。昆虫の活動も活発であ特にギーギーというエゾゼミの鳴き声が響きわたっておりました。

キオン
サッポロフキバッタ
エゾゼミ

のどかな登山道から一転して急登になり、一気に高度を稼ぎにかかる。特にチェーンに頼らないと登れない岩登りがある。このコースはファミリー向けでは無い。

急登を過ぎるも、932峰から確認できた3つコブとなりました。アップダウンを繰り返します。山レコではニセピークと称されていました。

斜面にはノリウツギが見られた。

ノリウツギ

登山道にはアキノキリンソウが群生しています。

アキノキリンソウ

シラネニンジン

シラネニンジン

シロバナニガナ

シロバナニガナ

アップダウンを繰り返して山頂。反対側から登る北尾根ルートからの登山客もおり,山頂は賑わっております。恵庭岳の時よりも多いようで、とても人気の山でした。

記念撮影
三角タッチ

しばし休憩した後は最短ルートで下山。2時間ほどです。人気の登山道、私もお気に入りになりました。

ジョウサンシジミ?

アフター登山情報

恵庭岳と同じく支笏湖観光センターでソフトして帰りました。本当はビール飲みたいけど。ここのソフトクリームはお気に入りです。

またね
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