シーズン到来 羊蹄山

こんにちは。天気のいい休日には札幌近郊の山々をプラプラしているサツプラです。
今回は日本100名山の一つ、羊蹄山に行ってきたのでその時の登山記です。
お山についての概要ですが、山脈に属さない、いわゆる独立峰としては北海道の最高峰です。ほぼ完全な円錐形であり、富士山によく似て整った姿から、蝦夷富士(えぞふじ)とも称され、山頂は真狩村、ニセコ町、京極町、真狩村の行政界になっています。
昔は後方羊蹄山(蝦夷富士)と記載されていましたが難読であったことから地元の倶知安町が羊蹄山への変更を求め1969年(昭和44年)11月発行の地形図から羊蹄山と書き換えられ、現在の羊蹄山の名が定着することとなりました。
ビュースポットも多数あるので、今回は早朝に写真とりながらプラプラと登山口に向かいました。





登山概要
羊蹄山の登山コースは4箇所で各町村からアタックできます。喜茂別コースは最高到達点に直結していますが、それ以外のコースは山頂のお鉢を回って最高到達点を目指します。
・倶知安コース → 約4時間25分(お鉢回り、最高標高点まで45分)
・真狩コース → 約4時間40分(お鉢回り、最高標高点まで40分)
・喜茂別コース → 約4時間15分(最高標高点に直結)
・京極コース → 約4時間15分(お鉢回り、最高標高点まで5分)
今回は登山道が比較的緩やかで人気の真狩コースから山頂を目指し、お鉢を一周してきました。ヤマレコのリンク貼っときます。直近の登山情報にもアクセスできます。山ブログに興味ある方、ヤマレコリンクで簡単に登山記録のブログパーツ作れます。念のための登山保険もヤマレコサイトから楽々でした。
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標高差約1500mで往復距離は約15㎞で、山行時間は9時間。年に一度はアタックしているお気に入りの登山コースです。全般的に緩やかな箇所が多く、低山から高山に移り変わるお花なんぞをのんびり眺めながら登っております。
但し、カテゴリは登山、体力不足だと体バキバキになりますし、単独峰ならではで風の影響をもろに受けます。麓で晴れでも山頂付近では暴風になっていることもあるので、山頂狙いの方は防寒装備は必要です。軽装備の場合で天候が荒れてきたら早めにあきらめたほうがいいです。シーズン中は避難小屋に管理人さん常駐していますが、1人ですので、自力で動けなくなった場合はどうにもなりません。風が強いとヘリも飛ばないので救助隊は徒歩になります。
昨年は山頂手前で暴風、避難小屋で弁当食べて下山しました。避難小屋は休憩だけでも300円ほど必要なので、小銭の必要な山です。
ざっくりですけど今回の登山時間、登りはプラプラ写真撮りながらで、ほとんど抜かれていました。都会の人間にとって貴重なマイナスイオン補給の長丁場、ゆっくり楽しむってのも有り。人気の登山道ですので、楽しみ方色々、お鉢の中で春スキーを楽しんでる方、短パン、タンクトップでトレーニング、初登りの方に聞かれて情報いろいろレクチャーしたり下山途中には登ってくる人に上の状況聞かれて、ヘラヘラと説明したり楽しい1日。
- 登山者用駐車場に駐車してスタート
- 2合目 50分 開始から50分
- 4合目 50分 開始から1時間40分
- 6合目 50分 開始から2時間30分
- 8合目 50分 開始から3時間20分
- 山頂 50分 開始から4時間10分
- ガレバ周りで最高点 50分 開始から5時間
- 旧山小屋跡間周りで真狩下山口 40分 開始から5時間40分
- 下山 とり急ぎで 180分 開始から8時間40分
人気の登山道で駐車場も整備されています。真狩ルートの駐車場は「羊蹄山自然公園・真狩野営場」を奥に進むと看板がでてきます。

アクセス
◆自家用車
自家用車の方は国道230号線を札幌から走り、喜茂別から真狩に入ります。真狩村のキャンプ場の大きな看板があります。名水で有名なお豆腐屋さんのすぐそば。口で説明してもよくわからないので、グーグルで確認を。
◆公共交通機関
道南バスが羊蹄自然公園入り口にアクセスしてました。倶知安駅前からルスツ経由で洞爺湖温泉に行くバス路線で約2時間に1本ありました。

登山準備
9時間の登山で、足場が悪い場所もありますので登山仕様で。参考に私の安全装備のリストです。
- 登山靴
- お昼ご飯(今回はおにぎり、ゆで卵)
- 携帯薬(虫よけ、日焼け止め、つりとめ薬)
- 水分(スポーツドリンクなど今回は2.0リットル用意)
- 熊鈴と熊笛(今回車でわざわざ外す)
- 携帯電話
- ウィンドブレーカー等防寒着(今回車に忘れる)
後は趣味に合わせて、記念写真用のスマホやノルディクウォークでカロリー消費アップしたい場合のストック類等。
ニセコと羊蹄山は熊がいない山という認識でしたが、今回近くで目撃情報あり。わざわざ車で熊鈴外したのに失敗。マッ、いいかでスタート。
真狩コース登山道
キャンプ場の施設がありますので、トイレや水場は使えます。登山者用にいろいろな情報発信してますのでトイレのついでにプラプラ見学。本日は快晴、さぁ行くぞ。
両脇にキャンパーのテントもちらほら。本日は混みそうです。
スタートは階段で急登ですがまだまだ元気。1合目、2合目とプラプラと進みます。2合目を過ぎるとシラカバの樹林に囲まれます。登山開始から1時間、突然視界が開けて後志岳や山頂が望めます。
登山開始時は15度くらいほど。3合目過ぎから徐々に汗で始めるも、時折吹く北の風に乾いた身をゆだねてごらん。気持ちイイー保養地点。強い新緑で目の保養、ウグイスの歌声で耳の保養、保養の3刀流、早く定年になりたい。写真撮りに来てる人によく聞かれるのが洞爺湖のビューポイント。5合目過ぎからいろいろな顔見せてくれます。
登りの後半戦、岩場があるものの山頂が近づくのでウキウキのほうが強し。サクラやシラネアオイもお出迎えしてくれたので飽きずにグイグイ登ります。花ギャラリーは後半に集約してます。いよいよお鉢。












羊蹄山 春の花ギャラリー














これだけ、非日常感があって1日遊べるパワースポットが無料ですから使わない手はないです。カテゴリは登山ですので、天候の急変や発汗による体調不良には注意して楽しんでね。
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